
おはようございます
こちらは
読書記録『もし文豪たちが現代の文房具を試しに使ってみたら』福島槙子、寺井広樹 – ごま書房新社
の写真
「もし歴史に名を残す文豪たちが、
フリクションペンや機能性ノートなど
現代の洗練された文房具を手にしたなら、
どのような反応を示し、
どんな作品を生み出しただろうか」
という、
知的ユーモアとIF(もしも)
の着想に満ちた
魅力的な一冊だ。
名作を紡ぎ出した表現者たちの
こだわりや執筆背景と、
現代における
文房具の機能美が
見ごとに交差している。
単なるパロディにとどまらず、
「表現者の思考」と
「道具(ツール)の進化」
が組み合わさった時に起きる
化学反応の面白さを教えてくれる。
特殊効果(特効)の現場においても、
テクノロジーや機材の進化は
演出の可能性を飛躍的に拡張してくれる。
最新のデジタル制御システム、
新素材の演出資材、
精密な安全装置など、
新たな「道具」を取り入れることで、
かつては不可能だった
表現が現実のものとなる。
しかし、
文豪たちがどれほど優れた文房具を手にしても、
根底にある
「何を書きたいか」という
思想が不可欠であったように、
特効の現場でも
道具に使われてしまっては意味がない。
最新のテクノロジーを使いこなしながらも、
そこに演出家としての
確固たる哲学と
情熱を注ぎ込んでこそ、
客席の魂を揺さぶる一瞬が生まれるのだ。
「凡事一流、凡事徹底」
道具や技術の進化に
常に敏感であり続け、
それを使いこなす自らの感性と
基本動作を徹底的に磨き上げる。
私は今日も、
進化する技術と
揺るぎない演出思想を携え、
最高の一瞬をデザインし続ける。
この本から得た3つの気づきだ。
- 進化した「道具」との出会いは、表現者の新たな創造性と可能性を引き出す。
- 道具の性能に甘んじることなく、使いこなす側の美学と哲学があってこそ演出は完成する。
- 技術や機能の進化を柔軟に取り入れる姿勢が、表現の幅と現場の精度を拡張する。
< Purpose >
To enable us all to believe the possibility that the world is full of joy.
この世界が喜びに満ちているという可能性を、私たち全員が信じられるようにする。
祖母と父の名において
あなたにも、私にも、ワクワクする演出を
Specialeffect Concierge Hijiri Komine
特殊効果コンシェルジュ 酸京クラウド 小峰 聖
初出版情報は、コチラ


