
おはようございます
こちらは
読書記録『ルービック・キューブと数学パズル』島内剛 – 日本評論社
の写真
先日取り上げた
『免許皆伝』に続き、
数学者・島内剛氏が
立体パズルと数学
(群論や組み合わせ論)
の交差点を
見ごとに描き出した一冊だ。
単なる「おもちゃ」や
「パズル」として
ルービックキューブを眺めるのではなく、
数学という普遍的な言語を用いて
その構造の美しさと
法則性を解明していく。
直感や当てずっぽうの操作を排除し、
論理的なモデルとして
抽象化・構造化することで、
難解に見えたカオスが
数学的な調和へと
整流されていくプロセスは
実に快感だ。
特殊効果(特効)の設計思想も、
本質的にこれと同じ領域にある。
大空間に放たれる
炎、ガス、花火、
キャノン砲の描く放物線。
一見すると
ダイナミックで
感覚的なエンターテインメントの裏側には、
常に
厳密な物理法則と
数学的なシミュレーション、
そして
徹底された安全計算が存在している。
感覚や偶然に頼った演出は、
現場での再現性も
安全性も生み出せない。
演出の美しさを
数学的・論理的な精度で裏打ちしてこそ、
何度繰り返しても変わらない
「最高の一瞬」を
安全に現場へ届けることができるのだ。
「凡事一流、凡事徹底」
数理的な思考で
現象の本質を見極め、
計算と
検証の精度を
極限まで高めていく。
私は今日も、
論理的な構造美と
確実な技術を胸に、
最高の一瞬をデザインし続ける。
この本から得た3つの気づきだ。
- 感覚的な現象も、数学的なモデルへと落とし込むことで本質的な法則が見えてくる。
- 厳密なロジックと計算の裏打ちがあってこそ、現場での圧倒的な再現性と安全性が生まれる。
- 構造の美しさを知恵として昇華させることが、洗練された演出設計の基礎となる。
< Purpose >
To enable us all to believe the possibility that the world is full of joy.
この世界が喜びに満ちているという可能性を、私たち全員が信じられるようにする。
祖母と父の名において
あなたにも、私にも、ワクワクする演出を
Specialeffect Concierge Hijiri Komine
特殊効果コンシェルジュ 酸京クラウド 小峰 聖
初出版情報は、コチラ


