
おはようございます
こちらは
読書記録『永遠の三島由紀夫』執行草舟 – 実業之日本社
の写真
昨日の『菜根譚』に続き、
自らの思想と
人生の覚悟を
根本から揺さぶり、
鍛え上げてくれる
「大一番」の一冊である。
著者・執行草舟氏が、
青春のただ中で
三島由紀夫氏と交わした魂の対話。
その中で
特に私の胸を激しく打ったのは、
三島氏が最後に遺した
「幸福なシジフォスを思い描かねばならぬ」
というカミュの逆説的な言葉だ。
何度山頂へ押し上げても
転がり落ちてしまう巨石を、
それでも愚直に押し上げ続けるシジフォス。
一見すると不条理で
過酷な運命の中にありながら、
なお立ち上がり、
己の生命を燃やし尽くして
運命に挑み続ける。
それこそが
『葉隠』の説く
「死狂い」「必死の観念(一日仕切り)」であり、
真の武士道精神に他ならない。
特殊効果(特効)の現場もまた、
不条理や
極限の緊張感との闘いだ。
どれほど過酷な現場条件であっても、
失敗が許されない
一瞬の緊張感の中であっても、
演出家は逃げ出すことはできない。
「今日この一瞬に全生命を賭ける」という
一日仕切りの覚悟を持って、
現場に向かう。
山頂へと巨石を押し上げるような
愚直なまでの情熱と
徹底した計算の果てに、
客席に爆発する
歓喜と感動の光景が立ち現れる。
その
過酷な挑戦のプロセスそのものに、
私の演出家としての
至上の幸福が存在するのだ。
「凡事一流、凡事徹底」
命がけの覚悟を胸に秘め、
日々の当たり前を
どこまでも深く徹底していく。
私は今日も、
燃えさかる情熱と
確固たる哲学を携え、
人々の魂を揺さぶる
最高の一瞬をデザインし続ける。
この本から得た3つの気づきだ。
- 不条理や困難に屈せず生命を燃やし尽くす「覚悟」こそが、真の感動を生み出す。
- 「必死の観念・一日仕切り」の姿勢が、現場での絶対的な判断力と精度を担保する。
- 運命に挑み、人々の歓喜のために全力を注ぎ込むプロセスそのものに幸福がある。
< Purpose >
To enable us all to believe the possibility that the world is full of joy.
この世界が喜びに満ちているという可能性を、私たち全員が信じられるようにする。
祖母と父の名において
あなたにも、私にも、ワクワクする演出を
Specialeffect Concierge Hijiri Komine
特殊効果コンシェルジュ 酸京クラウド 小峰 聖
初出版情報は、コチラ


