
おはようございます
こちらは
読書記録『[増補新装版]本を読めなくなった人のための読書論』若松英輔 – 亜紀書房
の写真
読書家を自負する人間であっても、
突如として文字を追うことが難しくなる瞬間がある。
本書は、そうした
「本を読めなくなった時」を単なるスランプや
不調として捉えるのではなく、
言葉と魂の深い関わりを
見つめ直すための契機として優しく、
かつ鋭く解き明かしている。
私たちは往々にして、
本を読むことを
「情報の収集」や
「知識の消費」と捉えがちだ。
しかし、
本当に心が必要としているのは、
速読で大量のデータを処理することではなく、
たった一言でも
魂を潤すような
「深い言葉」との出会いである。
特殊効果(特効)の
設計と現場の指揮を担う私にとって、
自己のインプットは絶対の義務だ。
だが、
どれほど精密な論理や計算を脳に詰め込んでも、
私の感性そのものが干からびていては、
観客の心を動かす本物の演出は生み出せない。
本が読めなくなった時は、
自らの心がこれまでとは違う、
より深遠な言葉と対話を求めているサインだ。
静かに自らの内面と向き合い、
感性のチューニングを完了させる。
その深い余白と潤いこそが、
現場で奇跡の一瞬を指揮する
強いエネルギーとなる。
「凡事一流、凡事徹底」
言葉と真摯に向き合う
当たり前の日常を
徹底的に積み重ね、
自らの感性を
極限まで研ぎ澄ませていく。
私は今日も、
深い知性と温かな心を持って、
最高の一瞬をデザインし続ける。
この本から得た3つの気づきだ。
- 本が読めなくなる時は、自らの感性がより「深い言葉」を求めている転換期である。
- 単なる情報収集の読書から離れ、言葉と対話することで魂のコンディションが整う。
- 深く潤った感性の土台があってこそ、人の心を揺さぶる圧倒的な演出は生まれる。
< Purpose >
To enable us all to believe the possibility that the world is full of joy.
この世界が喜びに満ちているという可能性を、私たち全員が信じられるようにする。
祖母と父の名において
あなたにも、私にも、ワクワクする演出を
Specialeffect Concierge Hijiri Komine
特殊効果コンシェルジュ 酸京クラウド 小峰 聖
初出版情報は、コチラ


