
おはようございます
こちらは
読書記録『思い出の記』小泉 節子
の写真
小泉八雲という
稀代の語り部を、
最も近くで
支え続けた妻・節子の
静かな記録だ。
彼女の言葉は、
過ぎ去った日々の匂いを
そのままに留め、
伝説の背後にあった
「日常」を鮮やかに描き出す。
八雲が描いた怪談の世界——
それは
目に見えない「気配」や
「情念」の集積である。
我々「特殊効果」が
現場で創り出すものも、
本質的には同じだ。
一瞬の閃光や立ち込める霧が、
観客の心の中に
「そこにいないはずの存在」や
「あり得ない風景」
を現出させる。
節子が
夫の創作を陰で支えたように、
我々もまた、
舞台の黒衣として
「奇跡」
を現実のものにする。
主役が光り輝くその瞬間、
その光をより深く、
記憶に残るものにするための
影の設計。
そこには、
支える者にしか到達できない
崇高な職人魂が存在する。
形のない「思い出」を、
永遠に消えない記憶として
観客の魂に刻み込む。
そのために私は、
緻密な計算と
深い情感を持って、
最高の一瞬を指揮し続ける。
この世界が喜びに満ちていることを、
語り継がれる記憶の欠片として、
現場に叩き込んでいく。
この本から得た3つの気づきだ。
- 影の支えこそが、表の「魔法」を真実のものにする。
- 繊細な観察眼と記録が、一瞬を永遠の価値へと変える。
- 目に見えないものを信じる心が、最高級の演出を醸成する。
< Purpose >
To enable us all to believe the possibility that the world is full of joy.
この世界が喜びに満ちているという可能性を、私たち全員が信じられるようにする。
祖母と父の名において
あなたにも、私にも、ワクワクする演出を
Specialeffect Concierge Hijiri Komine
特殊効果コンシェルジュ 酸京クラウド 小峰 聖
初出版情報は、コチラ


