
おはようございます
こちらは
読書記録『見てわかる 量子論入門 ショートストーリー200』ジェマ・ラベンダー – 丸善出版
の写真
「量子論」と聞くと、
多くの人が
「難解で目に見えない世界の話」
と身構える。
けれど、
数学を学び、
物理の法則を
現場の「画(え)」に
落とし込んできた僕にとって、
この
ミクロの決死圏のような世界観は、
最高に刺激的な
エンターテインメントだ。
この本は、
一見複雑極まる理論を
200の短いストーリーに凝縮している。
数式に埋もれるのではなく、
視覚的に、
そして直感的に
「世界の理(ことわり)」を
紐解いてくれる構成が
実に見事だ。
僕たちが手がける
特殊効果(特効)の現場も、
ある意味では
量子的な世界観に近い。
「観測されるまで、その状態は確定しない」
火薬のセッティング、
ガスの充填、
配線の確認。
準備段階では
「成功の可能性」という
確率の雲の中にあった演出が、
本番のスイッチを押した瞬間に、
目に見える圧倒的な
「現実」として収束する。
あの、
可能性が形になる一瞬の爆発力。
それこそが、
僕がこの仕事に
魅了され続ける理由だ。
目に見える
派手な現象の裏側には、
必ず
目に見えない
緻密なロジックが存在する。
アインシュタインや
シュレーディンガーが追い求めた
「世界の真理」への探究心は、
僕が現場で
「最高の驚き」
を設計する際の熱量と、
本質的に何ら変わりはない。
2月が終わり、
明日からは3月。
春の息吹とともに、
新しいプロジェクトも
次々と動き出す。
「なんとなく」
で演出を決めるようなことは、
プロとしてあり得ない。
ミクロの単位まで
計算し尽くされた論理の上に、
計算不可能なほどの
「感動」を乗せていく。
世界の仕組みを
知れば知るほど、
演出の解像度は
さらに上がっていく。
この宇宙を
構成するエネルギーを味方につけて、
僕はまた、
誰も見たことのない
奇跡のような一瞬を
デザインする。
2026年の春。
研ぎ澄まされた
知性と情熱を持って、
さらなる高みの
演出道へと、
突き進む。
< Purpose >
To enable us all to believe the possibility that the world is full of joy.
この世界が喜びに満ちているという可能性を、私たち全員が信じられるようにする。
祖母と父の名において
あなたにも、私にも、ワクワクする演出を
Specialeffect Concierge Hijiri Komine
特殊効果コンシェルジュ 酸京クラウド 小峰 聖
初出版情報は、コチラ


