
おはようございます
こちらは
読書記録『ギフテッドの光と影』阿部朋美/伊藤和行 – 朝日新聞出版
の写真
実を言うと、
この本は
ずっと前から存在を知りつつも、
どこかで意識的に
「距離」を置いてきた一冊だ。
けれど今回、
信頼する知り合いが
インタビューを受けているということもあり、
ようやく覚悟を決めて
ページをめくることにした。
読み進めるうちに、
これまで自分の中で
「名前のつかなかった違和感」が
次々と形を持って現れ、
胸の奥を激しく揺さぶる。
特に、
97ページのこの言葉には、
思わず息が止まった。
「スポーツカーで公道を走ろうとすると、ブレーキを踏みながらヨロヨロと走ることになります。
走りやすい道を用意してくれる人や、助手席に乗ってくれる人など、アクセルを踏み続けられる環境が必要」
この感覚、
本当によくわかる。
僕たちの仕事も、
ある意味では
「爆発的なエネルギー」を
どうコントロールし、
表現するかという戦いだ。
けれど、
かつての自分は、
周囲に合わせるために
必死でブレーキを踏み続け、
その出力の行き場に
苦しんでいたのかもしれない。
「なじまなくたっていい」
「何でもバランスよくできる優等生に憧れるかもしれないが、それを目指す必要はない」
この本が説いているのは、
単なる能力の肯定ではない。
自分という
「規格外のエンジン」を認め、
それを最大限に
解明・解放できる環境を、
自ら創り出すことの重要性だ。
大谷翔平選手や
藤井聡太さんのように、
一つの領域で突き抜けることは、
決して「わがまま」ではない。
それこそが、
多様性のある
社会を豊かにする
「光」になる。
僕が特殊効果(特効)という、
ある種「極端」な
演出の世界に身を置いているのは、
自分の中にある
フルスロットルの感性を、
誰かの喜びという形で
解き放つためなのだと、
改めて確信する。
ブレーキを踏み続ける人生は、
もう終わりにしている。
これからは、
僕の個性を理解し、
共にアクセルを踏んでくれる仲間たちと、
見たこともないような
「奇跡の一瞬」を
デザインしていく。
2月、
冬の終わりが見えてきた。
自分という乗り物を、
信じて、
使い倒す。
最高の出力で、
次の現場へと突き進む。
< Purpose >
To enable us all to believe the possibility that the world is full of joy.
この世界が喜びに満ちているという可能性を、私たち全員が信じられるようにする。
祖母と父の名において
あなたにも、私にも、ワクワクする演出を
Specialeffect Concierge Hijiri Komine
特殊効果コンシェルジュ 酸京クラウド 小峰 聖
初出版情報は、コチラ


