おはようございます
こちらは
の写真
読み進めていくと
タイトルの通り
まるで大学の講義を
受けているかのようでした
ウイルス学
それも、
動物のウイルス学
専門の先生が書かれた著書です
振り返ってみると
ウイルスに関して
たくさんたくさん
マスコミ報道が
されてきたここ数年ですが
そもそもウイルスって?
その定義からして
習ったこと
ありますか???
そんな観点から
気になって
手に取ってみました
そして
興味深い記述が何点も何点も
- 感染しても抗体がほとんどできないウイルスもありますし、
PCR検査で陰性が出ても体の中に潜んでいるウイルスもあります。
抗体検査も、PCR検査も絶対的なものではないのです。
. - 工場にメッセージを伝える役割をするRNAですから、
メッセンジャーRNAと呼ばれ、メッセンジャーのmをとって
mRNAと表記されます。
. - タンパク質の合成が終わると、mRNAの手順書はすぐに壊れます。
いつまでも手順書が残っているとたくさんのタンパク質ができてしまうため、
必要な量と種類のタンパク質ができると、mRNAは消えてしまうんです。
. - 繰り返しますが、マスコミで、「新型のウイルス」「未知のウイルス」
と報道されすぎているため、特別なウイルスだと勘違いされがちですが、
あまり特別だと考えないほうがいいでしょう。
. - 本書で言いたかったことの一つに「ウイルスは決して悪者ではない」
ということがあります。
動物も植物も細菌もウイルスもすべて地球上の生き物で、相互に作用しながら生きています。
本書に書いたように、ウイルスがなければ、人も動物もここまで進化しなかったのです。
実は今、
手塚治虫先生の『ブッダ』
を読み始めているのですが
とても通づると言いますか
思うところがあり、
読書備忘録として
残しておきます。
※追伸
図書館って、超・便利
祖母と父の名において
あなたにも、私にも、ワクワクする演出を
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